古い症例を見ても、かなり長持ちしている事例が多数あります。40年近く機能した症例も報告されています。
当院ではインプラント体に10年、上部構造に5年の保証を設けています。日常のお手入れと定期検診をしっかり行っていただくことで、一生涯大切に使っていただけることと思います。定期的なメンテナンスを行っている方の、埋入後10年の生存率が約95%とのデータがあります。
特別な難症例以外は、入院の必要はありません。
ただし、手術の直前と手術後2~3日は、激しい運動を避けるなど安静が必要です。
インプラント手術の際は鎮静法や局所麻酔を行いますので、痛みの心配はありません。
手術後の痛みは抜歯時の痛みと同じくらいに感じる方が多く、術後1~3日程度は少し腫れた感じがしますが、すぐに治まっていきます。
4~12ヶ月程度の期間内に、最低で5~6回、多い方では、10数回程度ご来院いただきます。
通院回数や治療期間は、インプラント体と骨がしっかりと結合するまでの期間や、用いる手術方法によって異なりますのでご留意ください。
通常のメンテナンスとほぼ変わりませんが、天然の歯よりもより丁寧なお手入れを心がける必要があります。毎日の歯みがきはもちろん、歯間ブラシや糸ようじなどで念入りなケアを行いましょう。
虫歯や歯周病など、歯の欠損以外の症状がある場合にはそちらの治療をまず完了させた後に、インプラント治療に移ります。
従来の治療法であるブリッジでは健康な歯を削って器具を固定していましたが、インプラントでは健康な歯を削る必要がありませんので安心です。
歯が一本も無い場合でもインプラント治療は可能です。インプラント挿入後、上部構造としてブリッジを取り付ければ、入れ歯よりも安定し固いものも噛みやすくなります。
普段通りの食事をして頂いて構いませんが、術後の腫れや痛み、免疫力の低下を防ぐためにも栄養のあるものをバランスよく取ってください。
ただし、過度に刺激の強い食べ物やお酒はなるべく避けてください。
ご自分の歯が全く残っていない方(総入れ歯の方)は、手術後は総入れ歯の使用ができないため、柔らかいものや流動食になる場合があります。
インプラントでは、入れ歯のように粘膜の部分を覆うことがないので、自分の歯のようにおいしく食事をすることができます。ご安心ください。
インプラントで使用する金属「チタン」は、生体親和性が非常に高く、アレルギーや拒絶反応の心配がないとされ、医療現場で使用されることの多い金属です。
挿入後、電気カミソリの使用など、電化製品の影響を心配される方がありますが、インプラントが日常生活に影響を及ぼすことは殆どありません。
(ただし、他診療科の病院で検査や大きな治療を受けるときには、インプラント使用の旨を伝えた方がよいでしょう。)
正直に申し上げて、インプラントが外れたり、折れたりといったケースも報告されています。
咬み合わせが合っていない場合や、歯周病などで歯ぐきや顎の骨が痩せてしまうことで外れたり、インプラントに必要以上の負荷がかかることで破損する可能性もあります。
こういったケースを未然に防ぐために、定期的な検診・調整が不可欠になってきます。定期検診ではインプラントと天然歯の咬み合わせ状況のチェックなど、異常を早期発見し対処を行います。
上部構造装着までの期間も、仮の歯を装着しておきますので日常生活に支障なくお過ごしいただけます。
インプラント治療は保険適用外の自費診療となります。
お支払いは原則として、インプラント植え込み時に総額治療費の半分、上に歯が入った時に残金の2分割になります。
なお、年間で10万円以上の医療費を支払った場合には、医療費控除が適用され、還付金として戻ってきます。1年分の領収書を失くさず保管しておき、確定申告の際に税務署に提出してください。
当院ではインプラント施術後の保証制度を設けています。
通常のご使用で範囲内で生じた不具合であれば、保証規約に基づき責任を持って再治療を行います。
(歯科医師からの指示・指導をお守りいただいていることが条件となります)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:00
午後:15:00~18:30
△:14:00~16:30
休診日:日曜日・祝日
矯正日
11/9.10.15.16
12/14.15.20.21
R7 1/11.12.17.18
2/8.9.14.15
3/8.9.14.15