まずは一般検診(虫歯、歯周病がないか等)を行い、レントゲン写真、口の中の写真、噛み合わせ、全身状態など、あらゆる状態をチェックします。
症例に応じて、以下のような検査を十分に行っていきます。
1.問診表による既往歴・現病歴のチェックを行います。
特に、以下の点についてお伺いいたします。
(糖尿病/高血圧症/脳血管障害/心疾患/肝臓病/腎臓病/喘息/結核/内分泌疾患/骨疾患/貧血/精神神経疾患の有無)
(過去の手術歴/輸血歴/服用している薬剤/アレルギーチェック)
2.臨床検査(必要な場合のみ)
問診により必要と判断した場合には、各種の臨床検査によってインプラント治療が適するかどうかを判断します。
1.開口状態
顎関節の状態や開口度を診査し、手術の際に支障がないかどうか確認します。
2.歯肉および口腔粘膜
特異な粘膜疾患や歯肉炎などの症状がないかどうか、また歯肉の厚みや付着歯肉の状態などを診査します。
3.歯牙
虫歯や、歯根・骨の病気の有無を確認するほか、歯並びやかみ合わせの状態、詰め物や被せ物の状態、歯の揺れの状態などについても慎重にチェックします。
4.習癖(くせ)
ブラキシズム(歯ぎしりや食い縛り)、舌ろう癖などのある場合は、インプラント治療に影響を与える可能性がありますので、あらかじめ注意が必要です。
5.植立部顎骨
歯を失った原因や時期などから、あごの骨の状況(骨量や形態、大きさ等)を診査します。
1.デンタルX線、パノラマX線
あごの骨の高さ、切歯孔の形態、歯質の状態などを診査します。
2.CTスキャン・シュミレーション
難症例の場合、CTを使用したインプラント埋入シュミレーションソフト「simPlant」を使用してより正確な診断を行います。
simPlantによるシュミレーションの例→→
上記の診査の結果を踏まえ、上下のあごの骨の幅や厚みなどを推測してより安全で確実な手術を行えるようにします。
検査結果をもとに、あなたにインプラント治療が適しているかどうか、また想定される痛みなどの有無を判断し、詳しくご説明します。
また、治療の内容や期間、治療中の注意点、治療後のアフターケア、費用等についても説明いたします。
人工歯根をあごの骨に埋め込みむ一次手術を行います。(虫歯や歯周病があれば、先に治療を済ませます。)
手術では、麻酔をしてからインプラントを埋める部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラントを埋め込み、その後粘膜を閉じます。
術後、骨とインプラントがしっかりと結合するまで治癒期間(2~6ヶ月)を設けます。
この期間中は仮の歯を装着し、極力日常生活に支障が出ないよう努めます。
症例によっては、インプラントのヘッド部を歯肉の上に露出させる二次手術をする場合もあります。
インプラントがあごの骨と結合したら、インプラントの上部に人工歯を取り付けます。
最近では白色のセラミックの人工歯を使用して、より天然の歯に近い見た目にするケースが多くなっています。また、ゴールドなどの金属の人工歯や、磁石による取り外し式のものもあります。
治療後は、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアと、日々のホームケアが不可欠です。最初は1ヶ月、その後は約3ヶ月ごとに検診を行います。
自分の歯と同様、正しいお手入れを続けていれば、炎症も起こらず長く使い続けられます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:00
午後:15:00~18:30
△:14:00~16:30
休診日:日曜日・祝日
矯正日
11/9.10.15.16
12/14.15.20.21
R7 1/11.12.17.18
2/8.9.14.15
3/8.9.14.15