インプラント治療はインプラントと植えられた骨とが強固に接着されていることが必要です。
しかし、現在のインプラントは、たとえ新品・未開封であったとしても表面の骨を作る性能が低下していることがUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)小川隆広教授らのグループにより発見されました。
性能格差を無くし、性能が低下しているインプラントを工場で作られた新鮮な状態に戻すことが出来る世界最先端技術が「光機能化技術」です。
まず物理学的変化として、インプラント表面が撥水性から超親水性へと変化するとともに、血液に対する親和性も著しく向上します。(図1)
図2は一定時間内にインプラント表面に接着した骨芽細胞(骨を作る細胞)です。
左は通常のチタン粗面上、右は光機能化後の骨芽細胞の接着状態です。
通常のチタン表面上では、細胞は十分に伸展できず小さく丸く付着しており、その数も少ないですが、光機能化チタン表面上では、細胞は大きく進展し、かつ、様々な方向に突起を伸ばしており、その数も多いことがわかります。
その結果、光機能化チタン表面上では、インプラント周囲に形成される骨の量が増大し、また骨形成のスピードも速まるのです。
さらには、図3で示すように、光機能化チタン表面での骨インプラント接触率は、98.2%に達し、事実上、ほぼ100%の完全な状態と考えられます。
この完全に近似した骨形成の現象が、スーパーオッセオインテグレーションと新しく呼ばれる現象であり、数々の有名科学誌、ならびにチタン教科書に定義されました。
光処理を行わないインプラントの骨接触率が55%であることからも、光機能化の意義が充分理解できると思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:00
午後:15:00~18:30
△:14:00~16:30
休診日:日曜日・祝日
矯正日
9/14.15.20.21
10/12.13.18.19
11/9.10.15.16
12/14.15.20.21